ある日事故で片腕が無くなったらどうしましょう。
自分はギターをやってるので、そりゃもう想像するだけで辛いです。
腱鞘炎の為、数日間弾けなかっただけでも大ダメージでしたし。
腕に限らず脚や脊髄の損傷といった致命的なダメージ、
家族や愛する人との死別等々の理不尽な不幸に直面した時、
人は世界を敵に回して、こう思うでしょう
「なぜ私だけが苦しむのか・・・」
この疑問に応え、再起を促すのが本書のテーマです。
神や宗教というのは、不幸を予防するのではなく、絶望の淵から立ち上がるために心を奮い立たせる為のものだと作者は言います。
自分が不幸に見舞われた時だけでなく、親しい人が酷く傷ついたとき、共に歩いていくにはどうすれば良いのか。
幸いな事に自分の周りではまだ”悲劇”に遭遇した友人はいないのですが、もしもの時は読み返して、支えになれるようにしたいです。
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