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2013年8月15日木曜日

ビブリオバトル


ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)

最近ネットやメディアでちょくちょく名前を聞くようになったビブリオバトル。
単なる本の紹介会だと聞いていたんですが、ちょっとだけルールを加えて、より効率良く、かつ飽きないように設計されているらしいです。
加えるルールというのが4点。公式サイトから引用させてもらうと、

【公式ルール】 
1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる. 
2. 順番に一人5分間で本を紹介する. 
3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う. 
4. 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.

だそうで。

5分間の発表で大事なのが「読んで自分はどう思ったか」を伝える事。
これは書評書く時に意識している所なんですが、同じ文章を読んでも人によって感じ方に違いがあるように、本を読むという行為が既に創作活動であるって事なんだそうです。

プロローグとエンディングにビブリオバトルの疑似体験として、出来損ないのラノベが書かれていてイライラするんですが、大事なのは実践。バトルだから実戦かもしれませんが、仲間を集めてやってみるというのが最初の目標なのでちょっと知り合いに声をかけてみようかと思います...(チラッ

2013年5月13日月曜日

科学的とはどういう意味か



科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)

「すべてがFになる」等のいわゆる理系ミステリで有名な森博嗣のエッセイ。

科学万能の時代である現代において科学を忌避し、「科学的な」話に耳を借そうとせずにひたすら単純化された情報を求める輩がいる。
こういった思考停止状態はどこからくるのか、そもそも「科学的」とはどういう概念なのかを説明する一冊。

科学に対する嫌悪というより”自分にはどうせわからない”というあきらめは、そもそもが思考停止から来ているので、自己の意識改革でなんとかするしかないんだけど、そういう態度がまかり通るのには、集団の空気を読んで周囲と同調したいという心理が働いている面があるという。
周りに合わせて自分の感情を殺していると、だんだんと自分で考える事をしなくなるというわけだ。

「科学的」ということを一言で言うと「みんなで築きあげていく」という事だそうだ。
みんなで公平に情報を吟味していくには、意味のブレの少ない数式を使う事になるのは当たり前。
世界の英知を集めて、皆が納得いく結論を得られるまで確定を避けるという意外と謙虚な業界だったみたいです。
昨年7月頃、「ヒッグス粒子発見か?」と言う報道がなされ、量子論の話題で盛り上がりましたが、結局発見された粒子がヒッグス粒子なのかはどうかは、今も情報を収集しているんだそうです。
実に慎重です。

最近では津波の高さ規定云々や放射線量の規制云々といった命に関わる”数字”の話が多く出ています。
数字の意味や定義を理解して、与えられた情報から最適解をはじき出すことの積み重ねが、大きな危険を回避する鍵になるんだそうです(実際命に関わるのか否かも含めて)。

2013年4月29日月曜日

超簡単 お金の運用術



超簡単 お金の運用術 (朝日新書)


世の中には色々な金融商品があって、儲かったり儲からなかったりしているらしいです。
本書はそういった群雄割拠というより跳梁跋扈とした金融界で、割と手間をかけずになるべく多く投資利回りを得られるやりかたを紹介しています。

2013年4月4日木曜日

知的生産の技術


知的生産の技術 (岩波新書)

ノート術やメモ術の本を読むと、高確率で名前が挙がるライフハック本の古典。
”知的生産の技術”という事で、ネタ集めから、資料の整理法、考えた事を文章で発表する所までのテクニックを紹介しています。

本書がススメるノート術というのが、ノートではなくカードに書いていく方法。
カードと言ってもトランプみたいな小さな紙片ではなく、B6サイズの中厚紙。
なぜB6という珍しいサイズを選ぶのかと言うと、持ち運びの利便性と、きちんとした文章で記録を残すのに十分なサイズだからだそうです。
書いた内容の整理・分類には、とじられたノートよりもバラバラのカードのほうが良いんだとか。
確かに、メモとかノートは全部同じノートに次から次へと書いていきなさいという本を読んで、半年ぐらいA4ノートに日記等書いていたんですが、閲覧性が悪くて、いつの間にか書かなくなってしまったし。

自分も”カード式”と言うものを実践してみようと思って、オキナのプロジェクト・ペーパーを買いました。

カードというにはペラいけど、レポート用紙の1.5倍ぐらいは厚いし。
一冊200円ぐらいなので、1枚あたり2円と中々お手頃。

どこまで続けられるか、三日坊主で終わらないか心配ですが、ここはがんばるしかない。
本書の序論は、こう締めくくられていました。
知的生産の技術について一番かんじんな点はなにかといえば、おそらくは、それについて、いろいろとかんがえてみること、そして、それを実行してみることだろう。
たえざる自己変革と自己訓練が必要なのである。
情報収集なんかは積み重ねが大事で、ある程度オートマチック化していく必要があるかと思いますが、やはり常に問題意識を無くさない姿勢も必要なんだとおもいました。

2013年3月10日日曜日

やってはいけないランニング



やってはいけないランニング (青春新書INTELLIGENCE)

暖かくなってきました。
今年は花粉と黄砂(とPM2.5)がキツイですが、運動し始めるにはイイ時期だと思います。
ランニングに関しては、暑いとすぐ辛くなるのでなんとも複雑な所ですが。

今回ご紹介するのは「やってはいけないランニング」。
いかにも今時の新書といった、危機を煽る感じのタイトルですが、
自分に合ったランニングフォームを探すのと、怪我をしないように衝撃を逃がす走り方の解説がなされていて、タイトルと相反して割とポジティブな一冊でした。

2013年1月16日水曜日

会社人生で必要な知識はすべてマグロ船で学んだ


会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)

マグロの冷蔵保管技術を研究していた筆者の元に突然「マグロ船にのれ!」という辞令が。
一度出港すると数ヶ月間は帰港できない閉鎖空間で、気さくな乗組員との交流を通じて、ネガティブだった筆者が色々と学んでゆく、自己啓発本。

2012年10月29日月曜日

「デジタル一眼」交換レンズ入門



「デジタル一眼」交換レンズ入門 (Amazon)

先日紹介した「デジタル一眼」撮影術入門の姉妹本で、一眼レフカメラの最大のお楽しみ、交換レンズについての解説です。

カメラ本体についてもそうですが、交換レンズの選び方もギターの選び方に似てるな、って所があります。
例外はありますが、「高価なものほど良い」「欠点も個性」「使い方次第」等々です。

そういった中で
・手振れ補正はあったほうがいいよ
・単焦点50mmレンズで撮っていると広角と望遠の使い分けがわかっていいよ
といった初心者だと軽視しがちなポイントを指摘してくれて参考になりました。

どうやらこのシリーズは三姉妹らしいので、残りの一冊も近々紹介しようと思います。

2012年10月26日金曜日

地図とあらすじでわかる!古事記と日本の神々



図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本の神々 (Amazon)

地図とあらすじでわかるシリーズ。
古事記神話のあらすじを追うと共に、世界の神話との関連性を指摘していきます。

日本史の常識的に考えて、神話も大陸からの影響が大きいのかと考えましたが、意外な事に、ポリネシアや東南アジアなど環太平洋地域の神話と類似性が多いんだそうです。

自分は古事記と言うと、海彦山彦とか因幡の白兎、スサノオのヤマタノオロチ退治といったエピソードを絵本で読んだのが始めかと思うんですが、今の子はどうなんですかね。

2012年10月23日火曜日

「デジタル一眼」撮影術入門



「デジタル一眼」撮影術入門 (Amazon)

デジイチの基本的な使い方から様々な場面での撮影テクニックを、カラーの作例付きで解説しています。
マニアックな使い方?を狙わなければこの一冊で全て間に合ってしまいそうな感じ。

本書は、とにかく枚数を撮りまくる事をススメています。
デジタルカメラはフィルムのコストが無いので、撮れば撮るほど一枚当たりのコストが小さくなるという利点があるからです。

「逆光は勝利」とか「世はなべて3分の1」とか、そういった"失敗しないやり方"はあるのですが、そういった原理原則からはみ出した作品も味があっていいですね。
自分は奇をてらわずに基本に忠実にやってみたいと思います。

2012年8月28日火曜日

あるよ、お前の家のそば「妖怪画談」


カラー版 妖怪画談 (Amazon)

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者にして妖怪研究の第一人者である水木しげるの妖怪画集。
フルカラー画集が新書サイズで読めるのは嬉しいですね。

ある意味妖怪図鑑なのですが、水木しげる本人が"出会った"、"体験した"妖怪や奇妙なものを取り上げています。

「オシッコ様」と呼ばれる、東北地方の河童らしき神様や「ニューギニアの森の霊」等、実際に訪ねた"奇妙なもの"の紹介に始まり、
「天狗倒し」や「川赤子等」、"出会った妖怪"の紹介と続きます。

妖怪とは元々は姿形の存在しないもので、我々が知っている妖怪の姿というのは室町から江戸時代にかけて描かれた絵巻物が元になっているそうです。
何しろ姿形が無い物なので妖怪感度の低い人は見ることが難しい。
この本は、そういう霊的なアンテナの低くなってしまった現代人に"霊的なもの"に関心を持ってもらいたいという考えで、この本を作ったのだそうです。
イメージ先行だと、先入観とかどうなんだろうという気もしますが、水木御大の意外にもバラエティーに富んだ画風が楽しめる良い一冊でした。

2012年7月17日火曜日

次世代に伝えるモノづくりの「僕らが作ったギターの名器」




僕らが作ったギターの名器 (Amazon)

70年代始めから日本のギター業界に携わってきた筆者が解説する、良い音良いギター、本当のモノづくりについて語る一冊。


モノづくりにおいて真に学ぶべきは
”自分達の歴史、文化に学ぶ態度”
真に追求するべき音とは
”自分のなかでいつも鳴り響いている音” 
等々、経験に裏打ちされた金言がちりばめられた、読み応えのある本でした。

2012年7月14日土曜日

【ヒッグス粒子発見(?)記念】 宇宙は何でできているのか 再読



神の粒子だとか、物体に質量を与えるだとか言われている”ヒッグス粒子”が発見されたという報道がありました。
ヒッグス粒子って何だっけなと思い、前に読んだ素粒子関係の本「宇宙は何でできているのか」を再読してみました。

流石に2回目だけあって、前回理解できなかった小林・益川理論の話も割とよくわかりました。

ただ、本書ではヒッグス粒子を”暗黒場”と呼んで、説明をあえてボかしています。
”正体のわからないものに名前をつけると、それだけでわかったつもりになりやすい”
なんだそうで。
知ったかぶりされるよりはよっぽど信頼できますが!
とにかく、ヒッグス粒子の存在が確定すると、物質を構成する素粒子と力を伝達する素粒子の理論が完成する、という事らしいです。

しかし、その素粒子の理論(標準理論という)で説明できる物質は宇宙全体の0.5%にすぎないんだそうで。
残り23%がダークマター、73%が暗黒エネルギー・・・なんだそうですよ。

宇宙の残りほとんどは謎のままという事ですが、今回ヒッグス粒子を生成した粒子加速器は、元々ダークマターを生成する目的で作られた代物らしいので、謎が謎を呼ぶ中、新たな発見に期待したいですね。

2012年7月7日土曜日

地図とあらすじでわかる!明治と日本人



図説 地図とあらすじでわかる!明治と日本人 (Amazon)

以前紹介した地図とあらすじでわかる 万葉集の姉妹本。
1867年の大政奉還から1911年の不平等条約の改正、1912年の明治天皇崩御までが図入りで詳しく解説されています。
が、坂の上の雲読んでいる段で見ると、キレイにまとまりすぎて肩透かしを食らってしまいました。
この本は「坂の上の雲」とか「翔ぶが如く」とか読む前の予備知識として目を通しておくのもよいかもです。

明治以降になると、日本史に朝鮮や中国がらみの話が多くなりまして、右だの左だのが難しくなるところですが、本書はきちんと中道を行く感じでした。
征韓論に台湾出兵、韓国併合といった国際問題を客観的かつ公平に書かれていたのが印象的でした。

「地図とあらすじでわかる!」シリーズは確かに分かりやすくてよいですね。
他にも聖書やら風土記やら邪馬台国があるみたいなので、読んでみたいです。

2012年6月18日月曜日

【図説】地図とあらすじでわかる!万葉集


図説 地図とあらすじでわかる!万葉集 (Amazon)

日本で現存する最古の歌集「万葉集」を、歌の舞台となった地の地図や図表でわかりやすく解説した一冊。

「地図とあらすじでわかる!」シリーズの古事記が人気だそうで、図書館で探してみたのですが、貸し出し中でした。
そんなわけで代わりに手に取ったのがこちら、万葉集です。


自分は学生の時分古典文学は苦手だったのですが、豊富な写真や地図と共に代表的な歌や歌人を説明してくれて、分かりやすかったです。
もちろん掲載した全歌に現代語訳付。

万葉集の歌は古今和歌集とか百人一首の歌のように、掛詞があんまりトリッキーじゃないのでまだ読める感じですね。
素朴な感じがいいと思います。

ちなみに、井沢元彦さんの「逆説の日本史」奈良時代編でも万葉集が解説されているんですが、ちょっと普通じゃない視点で面白いですよ。
近いうちに再読しょうと思います。

2012年5月1日火曜日

数に強くなる


数に強くなる (Amazon)

何か脳トレみたいな、計算というより数の認識力が上がる練習ネタが無いかと思って読みました。

日々のトレーニングとしては、何でも数にしてみるのが大事だそうです。
例えば、地下鉄駅の階段の段数を数えて駅の深さをザックリ割り出すとか。
そういったことを
いつでもどこでも、愚直に、徹底的に訓練しつづけよ
ですって。


他には補数使う計算法がオススメされてました。
これは使える数がある程度限られますが、以前ネット上で話題になったゴースト暗算の三倍は速く計算できますわな。

頭は使ってないと衰えるってDSの脳トレでも言われましたね。
鍛えないと。

2012年4月2日月曜日

日本辺境論



日本辺境論 (新潮新書)


日本は"中華圏"から見て辺境であり、日本人は今でも「なんとなく自分達は世界水準より劣っている」と感じる民族であると言う"日本の辺境性"を解説した一冊。  

作者曰く、日本人が辺境人であると言う日本文化論は特に新しい話ではないそうです。
本書はその焼き直しにすぎないらしいのですが、武道家の視点で、弟子入りといった日本古来の教育論や、主観的な時間の流れをコントロールするという"機"の概念等、独特な話が面白いです。  

努力と報酬の相関を否定する考え方(修行の一環でトイレ掃除とか) なんかは、スティーブ・ジョブスの点と線を結ぶ勉強の話に通じる所があると思いました


スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版

そう言えばジョブスは東洋思想に傾倒している面もあったとか聞きましたね。
でもジョブスはインドか。
インドは辺境ではないな…  

自分の場合、ギターを習って長いのですが、イマイチぱっと開花しないのは、先生から何でも取り入れてやろう!という意気込みが無かったのが原因じゃないかと思いました…
がんばろう。 

2012年3月29日木曜日

脳が冴える15の習慣



脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)


日常をより活動的に過ごすために習慣化すべきことをまとめた一冊。
脳神経外科の先生が書かれているだけあって、診療の実例を元に書かれていて、なるほどと思う所が多々あった。   
いわゆるライフハック系ブログのの下敷きとなる情報が詰まっている感じ。
睡眠中に記憶が整理されるので、寝る前は暗記モノの勉強をするとイイヨとかetcetc。 
この本の知識にもう一捻り加えればライフハック記事が書けるんじゃないかな。
そんな甘いものでもないよな! 

自分としては、普段から整理整頓ができてなかったり、手際が悪くて直前まであたふたしてしまう事が多いのですが、  
整理とか段取りといった、「選択」「判断」「系列化」の能力に要する仕事をするには脳の前頭葉の体力をつけないとダメなんだそうで。 
前頭葉の体力をつけるのに良いのが家事と机の整理だそうすよ。

では早速机の上を片して寝・・・
なになに
机の整理のような、手足を使う運動は朝やると目が覚める・・・だと・・?

2011年12月31日土曜日

いつまでもデブと思うなよ




自分の体重は今朝の測定で63.4kgでした。
9年前からコツコツ痩せ続けて、26.6kg落とせたのですが、
後3kgどうしても落とせず、悩んでいます。
新しいダイエット法を導入したくて、本書を読みました。


食べたものと食べた時間をひたすら記録していくという「レコーディング・ダイエット」を提唱しています。
食事ログを解析する事によって無理なく太る行動を避けるようにするというコンセプトです。
これは自分のダイエット経験から見ても間違いなく効果ある方法だと思います。
この、ログを解析して良くないやり方を正していく”レコーディング”という概念は、ダイエット以外に練習とか勉強にも応用できそうですね。

『レコーディングはすべてに応用可能な、「奇跡を当たり前にする」技術なのである』

2012年にトライしてみたいことがまた一つ増えました。


また、太っている人は体からの食欲に無頓着であると指摘しています。
これは、体が「十分食べた、もう食べたくない」という欲求を発しても、
「好きだから」とか「食べ放題で元を取らないと」という頭脳の欲求が優先されるという状態を指しています。
食べ残しは申し訳ないと思って、量が多くても完食しちゃうんですよね。
来年は常に並か小盛りで注文するようにします!


2011年11月29日火曜日

宇宙は何でできているのか





宇宙は何でできているのか (Amazon)

宇宙キター!な本かと思いきや、微小な素粒子に関する本でした。
しかしタイトルに誤りは無いです。
序章で”ウロボロスの輪”と表現されるように、宇宙の成り立ちと素粒子の種類や働きは表裏一体であるからです。

この手の量子物理の入門書は何冊か読んでいるのですが、2008年にノーベル物理学賞を獲った小林誠、益川敏英両先生の”小林・益川理論”の下りに入るとちょっと理解が追いつかなくなります・・・
CP対称性の破れ・・・

とりあえず本書を読んで、CP対称性の破れが、今の宇宙に反物質が無い状態になっていることの完全な説明ではないというのは理解しました。
今まで誤解してました。

全5章中最後の2章が意味プーなので、しばらくしたら再読したいです。

2011年11月26日土曜日

TPP亡国論



日本のTPP参加が現実味を帯びてきて、自分の生活への影響や身の振り方を考えないとなぁ、と思って読みました。

経済ナショナリズムの専門家である著者らしく話は経済の視点で一貫して書かれていました。
現在日本が陥っているデフレやリーマンショック前後のグローバリゼーションの構造を詳しく解説してくれていて、目からうろこが落ちっぱなしでした。
自分は構造改革や貿易自由化は善で公共事業の無駄は悪であるという幻想に囚われていたのですが、デフレ下では公共投資によって国内経済活性化し、適度な保護主義で市場を育てるのが大切だとわかりました。
保護主義が戦前の世界恐慌を起こしたというのも勘違いだとわかりました。

自分としては移民問題が一番心配なのでその詳細を知りたかったのですが。
スウェーデンでは大量移民で内戦状態に陥っていると聞きますし。

TPPに関してはもっと調べないとダメですね。
意外と2chが詳しいですが。