2013年12月30日月曜日

ブログ移転計画とプログラミング 2.WordPressインストール編

まずはサーバーをレンタルして、そこにWordPress.orgからダウンロードしてきたファイルをぶっ込む所から。

実は3年前ぐらいにHPを作っていた時期があって。
その頃覚えたFTPでサーバにデータをアップロードするやり方が役に立ちました。


2013年12月28日土曜日

ブログ移転計画とプログラミング 1.立志編

今年も残りわずかとなった所ですが、本日より年末年始で9連休。
特に旅行に行く予定も無く、ただただ忘年会に顔を出す日々になりそうです。
これではいかん!
普段時間が無い無いって嘆いているのに、時間が出来るとダラダラしてしまうのはニンゲンの業罪なんじゃないかと。

というわけで前々からやりたいな、と考えていた「WordPressを使った独自ブログの運営」に乗り出してみたいと思います。
無論やるからには独自ドメインを取得しますよ!

なぜ今ブログの独自運営なのか?

「お前みたいな屑ブロガーなんてBloggerでも贅沢すぎるだろJK」という内なる声も聞こえてはいますが。
Bloggerにもお世話になってますし。
本音を言えば「やるなら全部盛り」というのが真相かと。
心情的には、ろくに弾けもしないオヤジがギブソンカスタムショップのES-335買ったりしてるのを同じ!

まぁ、前々から独自ブログはやってみたいと考えていたのですが、後押ししてくれたものが3つありました。


  1. 来年30歳になる
  2. ドットインストール
  3. 「30歳からの成長戦略」

それぞれ説明します。

1.来年30歳になる

文字通り、アラサーからセンターオブ30に変わります!
何といっても10年の大区切り。
なにか記念事業を起こしたいと思う所です。
何か一つマイルストーンを作って、後の10年で磨き上げていけるような物が欲しかったわけですよ。

それと、現在アウトプットしている情報が、BlogとTwitterとFacebookでバラバラになっているので、ある程度一本化したいなぁというのがありまして。
オタクなのを隠すためにTwitterとFacebookを使い分けるのに疲れた感じ。

2.ドットインストール

サイトはこちら
普段読ませてもらっているまなめはうすさんが、プログラミング学習をススメているのを拝見したりして、ぷろぐらみんぐとかちょっとやってみたいかも?と思ってたんですが、プログラミングは大の苦手。
大学のC言語の講義で挫折したっきりトラウマががが。
あとはブログの運営でhtmlいじっただけ。

そんな中、「HTMI 勉強」で検索かけて発見したのが、学びの楽園ドットインストール。
実際にプログラミングしている画面のキャプチャー動画を見ながら、説明音声を聞ける神サイト。
かなり高速で説明が続くので、「観るだけ」では身につかないと思うんですが、観ていると「これ参考にすれば何でもできるんじゃね?」と思わせてくれる何かがあるのがすごいと思う。

さらにスゴイのは学べるプログラムの豊富さ。
驚いた事にhtml入門やJavascript入門に混じって「WordPress入門」もある充実ぶり。

3.「30歳からの成長戦略」

詳しくは読書レビュー参照。
色々感化されました。


まぁがんばります。

つづく

30歳からの成長戦略





30歳からの成長戦略―「ほんとうの仕事術」を学ぼう (PHP文庫)

4月で30歳になるという、なかなかイイタイミングで読みました。
40歳になって集団のリーダーが務まるように、どういった成長戦略を描けばいいのか解説した一冊。
MBAだとかロジカルシンキング等、流行のビジネススキルに翻弄されて、本当に取り組むべき仕事を見逃しているあなたに!いいんじゃないでしょうか。

自分が参考になったなと思ったのが「アウトプット志向学習法」という取り組み方。
今までは、勉強=教科書をまとめたノートを作る事、と考えていました。
つまりいかにインプットするか、が勉強だと考えていたわけです。
がしかし、大体ノート作りで満足もしくは力尽きて、結局身につかないことがしばしば・・・。

それに対して「アウトプット志向学習法」はインプット部分を簡略化して、軽くインプットした知識を実際の現場で活用することで身につけるというやり方。
具体的に言うと、
1.勉強する分野における「権威ある教科書」を通読
2.成果物を作ったり、生活の中で活用してみる
これならノート作りで力尽きたりしないし、学んだ事を即時試すことが出来ます。

この正月は9連休ということで、ブログ運営に関連して、htmlとか勉強してみようかと考えています。

2013年12月23日月曜日

ありがとう Heriage Eagle ASB

今年の7月の話なので、話の鮮度としてはゾンビですが、年内にまとめておこうとおもって筆をとりました。
以下、フォークギターを購入すべく、大物を売却したお話。

Heritage Eagle ASB
6年前に入手して、様々なセッションを共に渡り歩きましたヘリテージ製のフルアコースティックギター”EAGLE”。
ほぼ全体がマホガニーで出来ているというフルアコースティックギターにしては珍しい仕様で、超マイルドな音色を奏でてくれました。
しかしレフティに転向してからは完全放置。
遺影になってしまいましたが、記録と資料としてupしておきます。

2013年10月16日水曜日

かつや ソースカツ丼

昨晩の話なんですが西新宿の「かつや」にて食事。

久々かつやだったので定食行っちゃおうかと考えていたのですが、ソースカツ丼の写真がおいしそうだったのでチョイス。
ちなみに初ソースカツ丼。


ソースカツ丼(竹) 650円

丼に千切りキャベツとロースカツが乗っていて、なんだかとんかつ定食をひとまとめにしたみたいな構成。
これがソースカツ丼か・・・!

ご飯が甘じょっぱくなってうまし。
普通のカツ丼と違って、練り辛子が合うのもいいですな。

後半ソース追加したらかけ過ぎてしまったけどうまかったです。

2013年10月14日月曜日

10kmランニング記録

いい加減更新頻度が悪い意味でエライ事になっているので、生存報告も兼ねてランニング記録をup。
生存報告にランニング記録なんて、いかにも元気です!と言っているみたいでいいじゃないですか!!
ブログ的には軸がブレていくと言うかテーマが無くなっていく感じだけど、しばらくネタにできそうな事は積極的に記事にしていく方向でよろしく。


例によって1周1.1kmコースで計測。

1.1km :6m 09s
2.2km :6m 21s
3.3km :6m 33s
4.4km :6m 35s
5.5km :6m 33s
6.6km :6m 28s
7.7km :6m 41s
8.8km :6m 45s
9.9km :6m 53s

キロ平均5分57秒。
フルマラソンに換算すると4時間10分強って所ですか。
秋も深まって走りやすい陽気でした。

ペースを気にせずに走った割にイーブンペースで走れているのでいいんじゃないでしょうか。
ただ、周回を増すごとにペースが落ちていて、脚にダメージが蓄積している物と考えられるので少々心配。

周回コースまでの行き帰りを含めて10.82km走!
10月入ってから計33.2kmとイイ感じに距離を伸ばしております。
明日以降は台風26号接近で大荒れになるらしいので走れないと思われるので、今日がんばっておいてよかった。

2013年9月15日日曜日

草枕



草枕

Kindle版で読みました。つまり青空文庫版。

例によって古典文学はよくわからない
時代が違えばそりぁ読み取れない所も出てくるかと思うけど、古典と言われる物には時代を超越する普遍性があるので、現代人が読んでも汲み取る所があるはずなんだけど…どうも読み込みが甘いのか人として未熟なのか、難しい所があるね。

芸術論みたいな所が主題だと思うけど、草枕は小説の形を取った随筆みたいに感じた。
私小説というか、小説にはよくある話だと思うけど。
冒頭の「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される(略)とかく人の世は住みにくい」の一文は有名だけど、ここからしてよくわからないよね。さらに「どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて画ができる」と続く。もうね…
年内にでももう一回読みたいかなぁ。少しは得る物があるんじゃないかな。

2013年9月5日木曜日

桜の森の満開の下・白痴 他十二篇


桜の森の満開の下・白痴 他十二篇 (岩波文庫)

坂口安吾の代表作を集めた短編集。
表題作のタイトルだけ知っていたので、どんな話かなぁと思って手に取ってみた。
結果惨敗。
古典というにはやや新しい作品だと思うんだけど、自分には難しすぎた。
人間ってこんな難解なものだろうか…。もっとシンプルに生きてるんじゃないのかなぁ。自信を無くす。

幻想小説の皮を被ったホラー「夜長姫と耳男」と「桜の森の満開の下」。
夜長姫のキャラはラノベ好きな人にはツボだろうなぁ。女怖えぇ。
桜の森の方は雰囲気に飲まれてしまう。桜怖えぇ。

ビッチの回顧録「青鬼の褌を洗う女」
要するに不倫でしょ?「女体」と「恋をしに行く」
終戦間際に絶望しつつ生を謳歌する「戦争と一人の女」
恐らくギャグ「風博士」
どれも消化不良だ!
よくわからん!!

タイトル知っている物から読んで行った後、残りの作品を掲載順に読んで行ったんだけど、最後になった「アンゴウ」で癒された。
ミステリーとして面白かったし、結末でジンときた。

もうちょい自分が大人になったらまた読みたい。

書いていて思ったけど、この本の感想は一言で言えば「女怖えぇ」でいいかもしらん。

2013年8月17日土曜日

殴る!叩く!壊れる!壊す!パシフィックリム!

映画「パシフィック・リム」観てきました。
怪獣が出現するようになったので、ロボに搭乗して殴り倒す!という話!
武器は基本的に拳と刃物のみという威勢の良さ!巨大な物体同士がぶつかり合う迫力!画面一杯に広がって凄かった!!

監督が日本の特撮愛好家らしいので、ジャパニーズ特撮のオマージュかリスペクトがあるのかなーと予測したんだけどそうでもないかな?EVAとマジンガーはわかったけどどっちもアニメだっ。
実直にパシフィック・リム流の特撮を貫く姿が素敵。ロボの剛健さ、怪獣の強大さをひたすら追求した一本だったと思う。

いわゆるヒューマンドラマがあんまり描かれていないので人間の描写がやや薄かったかなと感じるけど、怪獣に立ち向かう戦士達の使命に燃える熱いハートは十分に伝わったぜ!

連休の終わりも見えてきてアンニュイになってた所だったけどイイ物見れて元気出た!あの巨大感をIMAX3Dで満喫できて本当に良かった!!

2013年8月16日金曜日

【実践!】第一回 奇妙スタ杯ビブリオバトル


昨日書評を書いた「ビブリオバトル」に触発されて、早速友人を集めて実践してみました!
前日に「おい、読んで面白かった本を持って来い」とメールして集まってくれた皆に感謝感謝。
参加者は自分を含めて4名。
K君、H君、S君ありがとう!
写真は各人紹介した本。

発表した順に
K君 3月のライオン
H君 スタンフォードの自分を変える教室
S君 ギリシア神話を知っていますか
じばん 宇宙は何でできているのか

文芸、自己啓発、歴史に科学と示し合わせたように違うジャンルが集ってスゴイ。

投票の結果3票を集めてチャンプ本となったのはS君の「ギリシャ神話を知っていますか」!

5分一杯使い切り、尻切れトンボにして皆の注意を引いたS君の作戦勝ち!
仕事で鍛えた営業トークを駆使したK君、スタンフォード大の講義をバッサリ斬り倒したH君。みんな切り口が違って面白い!
自分はまぁ行き当たりばったりな喋りでダメだったかなぁー。何にしても紹介する本は最近読んだ本にしたほうがいいかなーと感じました。

次回のビブリオバトル開催に向けてこれまで以上に読書に打ち込みたいと思います。

2013年8月15日木曜日

ビブリオバトル


ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)

最近ネットやメディアでちょくちょく名前を聞くようになったビブリオバトル。
単なる本の紹介会だと聞いていたんですが、ちょっとだけルールを加えて、より効率良く、かつ飽きないように設計されているらしいです。
加えるルールというのが4点。公式サイトから引用させてもらうと、

【公式ルール】 
1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる. 
2. 順番に一人5分間で本を紹介する. 
3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う. 
4. 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.

だそうで。

5分間の発表で大事なのが「読んで自分はどう思ったか」を伝える事。
これは書評書く時に意識している所なんですが、同じ文章を読んでも人によって感じ方に違いがあるように、本を読むという行為が既に創作活動であるって事なんだそうです。

プロローグとエンディングにビブリオバトルの疑似体験として、出来損ないのラノベが書かれていてイライラするんですが、大事なのは実践。バトルだから実戦かもしれませんが、仲間を集めてやってみるというのが最初の目標なのでちょっと知り合いに声をかけてみようかと思います...(チラッ

2013年8月11日日曜日

初参戦!サマーソニック2013

昨日サマーソニック2013に行ってきました。

目が覚めたら首筋に鈍痛が…。久々にヘドバンキメたら首にキたっぽい。こればっかりはトシのせいにはできんよねー?!

・METALLICA
いやーメタリカはやっぱ最高だわ。CDもいいけどLIVEも流石すぎる。直前のリンキンまではモッシュしてる連中を「うわぁ…」って眺めてたのに、気がついたら自分もその中に居たんだぜ…何を云っているかわからないと思うが(AA略
2010年さいたま新都心でのWorld Magnetic Tourの時とそんな変わらないかなーとも感じたんだけど、やっぱフェス独特の「行っちゃえ!」感で、何か解放してしまった所がある。
フェスは初めてだったけど、超楽しめたわ。

と、メタリカのみに終わったサマソニではないのですよ。自分がみた中で良かったのはJake BuggFidlar

・Jake Bugg
激渋系ロック&弾き語り。ギター一本と歌でダイナミクス効かせて聴かせるワザがすごい。弾き語りやってる身としてはマジリスペクト&アンビシャス。


・Fidlar
直球アメリカンパンクで期待を裏切らない感じでよかった。ボーカルがシャウトだったけど。
マウンテンステージの一発目で人が少なかっので最前列でモッシュできたのが楽しかった。
JAZZバーとかカフェLIVEより距離感近くてビックリだわ。マジフェス最高。

と、暑さと渇きも含めてサマソニ堪能。来年も…まぁラインナップ次第だけど参戦したい。

2013年7月30日火曜日

三国志(4)


三国志(4)(吉川英治歴史時代文庫 36)

第四巻。表紙は赤壁レッドクリフ。でも実質は孔明の巻。
劉備が孔明を訪ねる度に不在で、その時々に遭遇する高士達に片っ端から声を掛ける姿は滑稽だけど、皆が口を揃えて「孔明程ではない」という事で、否が応にも期待が高まる!

個人的には水鏡先生の飄々としたキャラクターが好き。
好々!

(7/6読了)

2013年7月27日土曜日

舟を編む



舟を編む

読みました。
本屋大賞を受賞して、今年映画化、やたら評判の良い本書ですが自分には微妙でした。

テーマは「情熱」。
そこに辞書作りとか恋愛とかふれ合いとかくっつけて膨らませたのが本作といった感じがしました。
主題は一貫していて骨はあります。

全体的に「もしドラ」に通じる物があるように感じました。

(5/16読了)

2013年7月23日火曜日

三国志 (2)(3)


三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34)

三国志(3)(吉川英治歴史時代文庫 35)
2巻は呂布絶頂篇、3巻は劉備と曹操が対立を深めて三国時代に突入する序章といった所ですかね。
勝ったり負けたり、取ったり取られたり。各雄迷ったり間違ったりとなかなか人間味に溢れてておもしろい。
負けるなら負けるで明確にフラグを立てて負けるあたりは、漢民族の理路整然としたのを好む所でかなと思った。

次巻ついに孔明登場!

(5/27,6/3読了)

2013年7月19日金曜日

妄想銀行



妄想銀行 (新潮文庫)

本朝における”ショートショートの神様”星新一のショートショート集。自宅の書棚に眠っていたので掘り起こして読んでみた。

ショートショートってその短さゆえに複線が速攻で回収される所がカタルシス。逆に複線が読めなくて最後の最後で「やられた!」となるのもまた楽しい。
本書の収録作の中で、前者は「大黒様」と「変な客」、後者は「声」と「長生き競争」かなぁ。

個人的には小説は大作主義ってか長編が好きだけど、短い中でどうまとめるか、速攻で落とすかも見所だなとわかった。

(6/6読了)

2013年7月16日火曜日

統計学が最強の学問である


統計学が最強の学問である

最近何かと話題のビッグデータ産業。ビックウェーブに乗り遅れちゃダメだぜ!みたいなノリの人が飛びつきそうな軽薄なタイトルですが、内容は至って重厚。「ビッグデータのブームに乗って一山当てようぜ!」みたいな人を強烈に牽制しています。

大事なのは統計リテラシー。どんな有益なデータ群でも切り口を間違えると見当違いの解析結果が出てしまうので、種々の統計手法の特性を理解して適切な解析をやんなきゃダメだぞ、と。

まぁ、統計と言うか解析はエクセルでデータを散布図にプロットして近似曲線を引くぐらいしか知らない自分なので、イマイチ本書の内容を汲み取りきれない所があって、なんとも無難な感想しか出てこないのがナンですが。
ただ、実験で10回中10回成功しないと存在を認められなかった時代から、誤差を受け入れて適切に解析することによって、社会とか教育とか経済とか”同じ条件なら同じ結果が得られるわけではない”分野に科学の領域を拡げたという意味で統計学は最強であるというのはわかりました。

示唆に富んだ良書でした(定型文)。マストバイ。

(7/11読了)

2013年7月12日金曜日

ルー=ガルー2 (上)


分冊文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》(上) (講談社文庫)
ノベルス版は厚くて重いので分冊文庫版で読みました。
「お・・お前がやったのか・・・?!」
みたいな所で終わったので、早く下巻に手を付けたいです。
以下、京極夏彦妖怪シリーズ「邪魅の雫」のネタバレを含みます。

2013年6月16日日曜日

8秒で幸せをつかむ「片づけ力」


8秒で幸せをつかむ「片づけ力」
一昨年部屋を大片付けして、なんとか生活できるレベルにしました。友達が来ると皆「片付いている」と言ってくれるのですが、個人的には割と雑然とした感じの部屋なので、何とかしたいと常々考えています。インテリアの選び方の本を眺めたりしてるんですが、何とも冴えない今日この頃です。
さて本日ご紹介するのは、幸せを掴むと題した「片づけ力」という一冊。
以下思った所をぼつぼつ。

2013年5月31日金曜日

2013 5月雑記


本やエフェクター以外の話を書くスペース、というかエントリを作りましたー。

88年製 Greco EGC レスポール カスタム買いました!(7/20追記)

唐突ですが、新しいギターを買いました(衝動!
レスポールCUSTOMさんです!
いわゆるブラック・ビューティー!
ふ、ふつくしぃぃぃ・・・

2013年5月14日火曜日

ツィス



ツィス 広瀬正・小説全集・2 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)


「サウンドクリエイターのためのエフェクター製作講座」の筆者である大塚明さんがオススメしていたので読んでみました。

東京近郊で謎の”ツィス音(C♯)”が発生。
だんだんと強まっていくツィス音によって人々の生活が壊されていくというパニック?小説。
カタストロフィは無かったけど、ラストのどんでん返しが良かった。
ツィス音のアッと驚く正体!
粛々と人々が音から避難していく様は、なんだか日本的かもしれないと思った。

がしかし、ちょっと不満も。
書かれたのが1971年。
これはいわゆる理系ミステリの走りなのではないかと思う。
ただ、先日エントリに書いた「科学的とはどういう意味か」の”科学的”の定義からすると、「再現性のある現象を数式を用いて表現し、みんなで築き上げていく」というプロセスが無いのでちょっとモヤモヤした。

聴覚を奪われた社会のシミュレートが相当リアルで、一読の価値アリ。
音に襲われた人々の心理描写に克目せよ!

2013年5月13日月曜日

科学的とはどういう意味か



科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書)

「すべてがFになる」等のいわゆる理系ミステリで有名な森博嗣のエッセイ。

科学万能の時代である現代において科学を忌避し、「科学的な」話に耳を借そうとせずにひたすら単純化された情報を求める輩がいる。
こういった思考停止状態はどこからくるのか、そもそも「科学的」とはどういう概念なのかを説明する一冊。

科学に対する嫌悪というより”自分にはどうせわからない”というあきらめは、そもそもが思考停止から来ているので、自己の意識改革でなんとかするしかないんだけど、そういう態度がまかり通るのには、集団の空気を読んで周囲と同調したいという心理が働いている面があるという。
周りに合わせて自分の感情を殺していると、だんだんと自分で考える事をしなくなるというわけだ。

「科学的」ということを一言で言うと「みんなで築きあげていく」という事だそうだ。
みんなで公平に情報を吟味していくには、意味のブレの少ない数式を使う事になるのは当たり前。
世界の英知を集めて、皆が納得いく結論を得られるまで確定を避けるという意外と謙虚な業界だったみたいです。
昨年7月頃、「ヒッグス粒子発見か?」と言う報道がなされ、量子論の話題で盛り上がりましたが、結局発見された粒子がヒッグス粒子なのかはどうかは、今も情報を収集しているんだそうです。
実に慎重です。

最近では津波の高さ規定云々や放射線量の規制云々といった命に関わる”数字”の話が多く出ています。
数字の意味や定義を理解して、与えられた情報から最適解をはじき出すことの積み重ねが、大きな危険を回避する鍵になるんだそうです(実際命に関わるのか否かも含めて)。

2013年5月9日木曜日

手帳カスタマイズ術



手帳カスタマイズ術 最強の「マイ手帳」を作る58のヒント


システム手帳から「ほぼ日手帳」、自分も使っている「超整理手帳」まで、あらゆる手帳のあらゆる使い方アイデアが網羅された一冊。
よくぞここまで集めた!というか、普段自分が使っていない手帳のネタまで纏め上げたのはいくらなんでもスゴイと思う。

2013年4月30日火曜日

オーバードライブ作成 素材集め篇


ここ最近更新が滞っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今度はオーバードライブの作成を依頼されました。

2013年4月29日月曜日

超簡単 お金の運用術



超簡単 お金の運用術 (朝日新書)


世の中には色々な金融商品があって、儲かったり儲からなかったりしているらしいです。
本書はそういった群雄割拠というより跳梁跋扈とした金融界で、割と手間をかけずになるべく多く投資利回りを得られるやりかたを紹介しています。

2013年4月4日木曜日

知的生産の技術


知的生産の技術 (岩波新書)

ノート術やメモ術の本を読むと、高確率で名前が挙がるライフハック本の古典。
”知的生産の技術”という事で、ネタ集めから、資料の整理法、考えた事を文章で発表する所までのテクニックを紹介しています。

本書がススメるノート術というのが、ノートではなくカードに書いていく方法。
カードと言ってもトランプみたいな小さな紙片ではなく、B6サイズの中厚紙。
なぜB6という珍しいサイズを選ぶのかと言うと、持ち運びの利便性と、きちんとした文章で記録を残すのに十分なサイズだからだそうです。
書いた内容の整理・分類には、とじられたノートよりもバラバラのカードのほうが良いんだとか。
確かに、メモとかノートは全部同じノートに次から次へと書いていきなさいという本を読んで、半年ぐらいA4ノートに日記等書いていたんですが、閲覧性が悪くて、いつの間にか書かなくなってしまったし。

自分も”カード式”と言うものを実践してみようと思って、オキナのプロジェクト・ペーパーを買いました。

カードというにはペラいけど、レポート用紙の1.5倍ぐらいは厚いし。
一冊200円ぐらいなので、1枚あたり2円と中々お手頃。

どこまで続けられるか、三日坊主で終わらないか心配ですが、ここはがんばるしかない。
本書の序論は、こう締めくくられていました。
知的生産の技術について一番かんじんな点はなにかといえば、おそらくは、それについて、いろいろとかんがえてみること、そして、それを実行してみることだろう。
たえざる自己変革と自己訓練が必要なのである。
情報収集なんかは積み重ねが大事で、ある程度オートマチック化していく必要があるかと思いますが、やはり常に問題意識を無くさない姿勢も必要なんだとおもいました。

2013年3月29日金曜日

三国志 (1)


三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

説明不要の歴史的名作!
なんですが、読む度に途中で挫折しておりまして。
今回で第一巻は3回目ぐらいの読みなのです。
前回は赤壁まで行かなかったので、今度こそ読みきりたいと思う所です。

1巻は都が長安に移って、董卓討伐隊が解散した所まで。
次巻以降はしばらく呂布の無双が続いたような気がする。
忘れる前に読み進めましょう・・・

2013年3月28日木曜日

ロシアについて


ロシアについて―北方の原形 (文春文庫)

「坂の上の雲」の司馬遼太郎が語るロシア,シベリア,モンゴルの歴史。

高校の世界史でもロシアが取り上げられるのは17世紀のネルチンスク条約以降か、
中国史としてのモンゴルあたりからで、正直日露戦争までロシアが認識される事がなかったような。
実際、騎馬民族の活動のため、国家形成が遅くなったようですし。

ともかく、周囲を海に囲まれた日本と違い、異民族の活動に翻弄されつつ国家と言うものを形成するに至った過程が興味深かった。
今も昔も世界の動静に目を向けて適切に情報を入手するのがやっぱり大事なんだなと思った。

2013年3月17日日曜日

歪みの元祖はFuzzなんだよっ ビッグマフモドキ作成 前置き篇

ループボックス完成の興奮冷めやらぬなか、一冊の本を入手しました。
ちょっと感動してしまったので、ファズを作る事に決めました。


サウンド・クリエーターのためのエフェクタ製作講座

2013年3月14日木曜日

ループボックス作成 資料,総括&反省

先日完成したループボックスを依頼主に引渡しました。
まだ音出ししていないらしいのですが、気に入ってもらえたみたいです。
塗装と痛化にこだわった甲斐がありました。

さて、今回ループボックス作成に当たって参考にしたのが唯一冊。
ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作【増補改訂版】 (シンコー・ミュージックMOOK)」です。

2013年3月10日日曜日

やってはいけないランニング



やってはいけないランニング (青春新書INTELLIGENCE)

暖かくなってきました。
今年は花粉と黄砂(とPM2.5)がキツイですが、運動し始めるにはイイ時期だと思います。
ランニングに関しては、暑いとすぐ辛くなるのでなんとも複雑な所ですが。

今回ご紹介するのは「やってはいけないランニング」。
いかにも今時の新書といった、危機を煽る感じのタイトルですが、
自分に合ったランニングフォームを探すのと、怪我をしないように衝撃を逃がす走り方の解説がなされていて、タイトルと相反して割とポジティブな一冊でした。

2013年3月9日土曜日

再読 EVERNOTE「超」知的生産術


EVERNOTE「超」知的生産術

本書を読んでから本格的にEvernoteを利用し始めました。
webページやブログエントリーをクリップしていくのが主な使い道なのですが、だんだん整理がつかなくなってきました。
なもんで、本書を読み返して再起を図ります。
そこで考えた事を2点。

2013年3月3日日曜日

ループボックス作成 配線&完結篇

2月始めに作り始めたループボックスが遂に完成しましたー。
工期は休工期間を入れて、一ヶ月って所。
配線で地獄をみましたが、ちゃんと動作するものが作れました。

作り始めるまではこういう作業が面倒くっさとうで億劫でしたが、やればできるもんですね。
ループボックスに関しては電気的知識よりDIYの知識のほうが活きてくる感じではありますが。

完成品

2013年2月28日木曜日

学問のすすめ 現代語訳



学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)


一万円札の肖像でおなじみの福沢先生の歴史的名著の現代語訳版。
オリジナル版は明治時代の出版当時としては、庶民にも読みやすい文体で書かれていたそうなので、現代人が読みやすいように訳してくれるのはありがたいと思う。

2013年2月24日日曜日

ループボックス作成 塗装+α篇

実に2週間ぶり、ループボックス作成の更新です・・。

ラッカースプレーで筐体に塗装をしていきます。
まさか小中坊の頃、ガンプラ作りに精を出した経験が生きるとは・・・。

まぁ、じっくりゆっくり進めたので時間がかかってしまいました。
依頼主サマのご意向により、貼り付けるラベルの用意も少々手間取った感じですが、なかなか質感よく作成できました。

我が家の塗装ブース

2013年2月10日日曜日

電波女と青春男 (2)



電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)


青春を求めて都会に出てきた主人公が、電波女の従姉妹や”大供(おおども)”な叔母、個性的なクラスメイトとワイワイガヤガヤする、「電波女と青春男」の第二巻。

読みづらいモノローグがやたら長いので、食傷気味になって敬遠している人がいっぱいいるんじゃないかなぁと思いますが、基本的に前向きでいい話。
第一巻の時の話ですが、ヒロインが布団で簀巻きになって、「もふもふ」としゃべるのをそのまま文章化されてたりして面くらいましたが、最終的に読んでてほっこりする感じです。
つまりおもしろいんだよっ!

今の子供はペットボトルロケット作りをやるようで。
理科か図工か分からないですが、自分の頃の自分の学区ではそういうの無かったですねー。

ちょっとずつ前向きになっている電波女がどういう方向に向かうのか。
楽しみなので、早めに3巻に手を出したいと思います。

2013年2月7日木曜日

ループボックス作成 穴あけ篇

いよいよ筐体に部品を取り付ける穴を開けていきます!
今回のループボックスに開ける穴は12箇所。
アルミダイキャストボディーにドリルでドリドリ穿っていきます!
まさに穿孔。
やーっとDIYぽくなってきましたね!
穴あけ完成形

2013年2月2日土曜日

ループボックス作成 追加で買出し篇

ループボックス部材を追加で買出しに行ってきました。
今回のキモは4PDTスイッチ!
一個¥750!!
これが秋葉原でもなかなか売ってないのでした。
あと、テスター,半田ゴテ等の電子工作基本ツールを少々。

2013年1月29日火曜日

ループボックス作成 検品篇

部材を購入してきたならば次にするのは、部材に不良が無いか調べる”検品”です。
ループボックスの場合、抵抗やトランジスタやらは使用しないので、「電気がちゃんと流れるか」と「寸法」を調べます。

モノラルジャック 導通検査

2013年1月27日日曜日

ループボックス作成 エフェクター自作事始篇


最近一緒に活動させてもらってるベーシストさんからエフェクター作成を依頼されました。
酔っていたので話の経緯は忘れたのですが、

Bass「パワーサプライが(ループボックスも)高い」
じばん「あんなんDIYよ」

と言った覚えが。
エフェクター自作した事もないのにどの口が言ってるんだ・・・
とは言うものの、仕事で通信機器の試作品を作っていた時期があったので、アナログ回路組み立てるぐらいなら、まぁ自信があるかな、と言った所ですが。

依頼主サマと打ち合わせた結果、ループボックスから取り掛かることに。
完成見本としては↓のような感じ。
バイパス&Aループ/Bループ切り替えになります。
詳しい回路はリンク先を。

と、モチベーションが高いうちに活動開始。
部材の買出しに秋葉原へ。

2013年1月22日火曜日

のぼうの城



のぼうの城 (小学館)

昨年観た映画「のぼうの城」の原作読みました。
戦国の世を生きる男達の生き様を描いた”青春小説”。
歴史モノと捉えると、登場人物の口調が今風だったり、含蓄ある人生訓が載っているわけでもなかったりして、少し物足りない感じがしますが、そこはそこ。
強大な力に圧迫されつつも、兵(つわもの)としての生を謳歌する漢の姿にシビレました。
ゆえに、「のぼうの城」は歴史小説ではなく、青春小説なんだよっ!と言っておきたい!
ただしツワモノどもの大半はアラフォーだったりするんですが。

映画は、原作をいい感じにまとめた後、所々を膨らませている感じで、なかなか神脚本だったんだなとわかりました。
公開終わる前にもう一回観にいきたいですね。

2013年1月16日水曜日

会社人生で必要な知識はすべてマグロ船で学んだ


会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)

マグロの冷蔵保管技術を研究していた筆者の元に突然「マグロ船にのれ!」という辞令が。
一度出港すると数ヶ月間は帰港できない閉鎖空間で、気さくな乗組員との交流を通じて、ネガティブだった筆者が色々と学んでゆく、自己啓発本。

2013年1月10日木曜日

白鯨 (上)


白鯨 (上) (岩波文庫)

2013年一発目はアメリカの文豪メルヴィルの白鯨から。

19世紀半ば、捕鯨業が盛んだった頃の海を舞台に"モービィ・ディック"と呼ばれる白いマッコウクジラを追う男たちの物語。

上巻は、やっと捕鯨船"ピークオッド号"が出航して、しばらくした所まで。
有名な
「白鯨を一番に見つけた者には、マストに打ち付けた金貨を与える!」
の下りは出て来ましたが、肝心の白鯨はまだ出ない。
ここ数年日本の調査捕鯨船が某団体から攻撃を受けているという問題もあって、捕鯨全盛期はどんな感じだったのか、というのを知りたくて読み始めたのですが、その辺りは次巻以降みたいです。

先日、NHKが生きたダイオウイカの撮影に成功し、今週末のNHKスペシャルで映像を公開するということで、今から楽しみにしているのですが。
ダイオウイカの天敵といえばマッコウクジラ。
なんだか良いタイミングで「白鯨」を読み始めたんじゃないかな、と思っています。

2013年1月7日月曜日

2012年振り返り

あけましておめでとうございます。
遅ればせながら、新年のご挨拶を申しあげます。

っと!
気がついたら松が取れてしまいました。
本年一冊目の紹介をすべく現在全力を挙げて読んでいる所なんですが、その前に昨年の総括をば。

昨年読んだ本の数
・物語 34冊
・教養 23冊
合計58冊。
2011年も58冊。


よく読んだ作家ベスト3
1位 司馬遼太郎 (8冊 「坂の上の雲」)
2位 夏海公司 (4冊 「なれる!SE」)
2位 田中ロミオ (4冊 「人類は衰退しました」等)

ガンダムUCけっこう読んだかと思いましたが、2冊に留まりました。


ライトノベル率 29.3%(17/58)
1/4以上がライトノベルという事に。
物語に限ると半数がライトノベル。
これも意外。
よく読んでいるのもありますが、一冊わりと早く読めるというのもあるかもです。
シリーズものというのも。


その他
教養モノは、音楽が趣味な割りに音楽系の本はあんまり読んでないですね。
ぼくらが作ったギターの名器」ぐらいなものですか。
カメラ関係は2冊。
いわゆるライフハック系が多いかと。



以上、2012年の総括でした。
解析が足りていない気もしますが、まぁ傾向がつかめたので良かったです。
今年はいわゆる古典を沢山読みたいと思います。