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2013年12月23日月曜日

ありがとう Heriage Eagle ASB

今年の7月の話なので、話の鮮度としてはゾンビですが、年内にまとめておこうとおもって筆をとりました。
以下、フォークギターを購入すべく、大物を売却したお話。

Heritage Eagle ASB
6年前に入手して、様々なセッションを共に渡り歩きましたヘリテージ製のフルアコースティックギター”EAGLE”。
ほぼ全体がマホガニーで出来ているというフルアコースティックギターにしては珍しい仕様で、超マイルドな音色を奏でてくれました。
しかしレフティに転向してからは完全放置。
遺影になってしまいましたが、記録と資料としてupしておきます。

まずはスペックから

トップ板:マホガニー(単版削り出し)
サイド板:マホガニー(単版)
ネック:マホガニー(1ピース)
ボディー幅:17インチ(43.18cm)
ボディー厚:3インチ(7.62cm)
指板:ローズウッド 647.7mm 20F
ブリッジ:ローズウッド
PU:1ハムバッカー(フローティング)
コントロール:1Volume

木部はブリッジ・指板以外、正真正銘オールマホガニー。

ボディー厚3インチドーン!

左側もドーン!

バインディングはボディー周りのみ。
白のプレーンで最小限の装飾。
質実剛健さを醸し出しています。
ピックガードもこれまたマホガニー。
オリジナルのフローティングハムバッカーが一発くっついています。

背面

背面のカーブも美しく。
こうしてみるとヘッドがデカイ。

ヘッド裏
MADE IN KALAMAZOOの文字。
USAではなくかラマーズー工場だよ!って書く所に誇りを感じます。
ペグはグローバー製。

ヘッド表
残念ながらトラスロッドカバーはネジ一本紛失。
ネジ穴が軽くバカになっていたので、どこかで抜け落ちてしまったみたいです。

指板
シンプルなドットインレイ。
バインディングも無いのでマジ質実剛健。

脇からピックアップ周り
写真だとよくわからないですが、ピックガードに固定されたピックアップから延びるケーブルで、ボディーと干渉する所はフェルト等でガードされていました。

fホール
バインディングされていないfホールの断面から、薄い一枚板であることが確認できます。

ブリッジ周り
ローズウッド製ブリッジ。
フルアコによくある固定されていないタイプ。
テイルピースはヘリテイジのH字入りのブランコ。

ラベル


以上、Eagleレビューでした。
ギグバッグであっちこっちを飛び回っても文句一つ言わずに付き合ってくれた相棒でしたが、役目を終えて今はどうしているのやら。
今は次のオーナーさんに可愛がってもらっているのを祈るばかりです。
間違い無く自分の中で一時代築いた存在なので、写真と共にしまっておこうと思います。

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